158 常に「理性」よりも「感情」優先する。

そこに首を傾げたくなるような感情が萌芽してきます。下々のレベルと違う立場だから宮内庁があり、毎年多額の税金が投与され権威を作り上げているのです。それが国民の精神的支柱になればいいと考えている人とそうではないと思う人がいれば、今日の象徴の「天皇制」はいつまた政治の舞台に登場しないとも限りません。そのためにも今回のことは重く受け止め、誰もが言うように納得できるような行動をしなければなりません。それなのにテレビやラジオは芸能人の恋愛と同じレベルでものを言います。わたしも含めて大衆は愚かだということを忘れています。それゆえにこれでいいのかと絶えず考えて発言しなければいけません。あるいは宮内庁はほとぼりがさめたらなんとかなると考えているのかもしれませんが、もし権威をながく続かせようとするなら逆の作用になるのではと感じます。物事は安易に都合のいいように流れますと容(かたち)そのものが歪み壊れていきます。それとこのことは法律や憲法の問題ではなく国民の感情だということを忘れています。感情的には国民の九十五パーセント近くが祝福したくないと言っているのですから、やはりそのことを解す努力をしなければいけません。まして不正受給は犯罪です。その他のことも皇室を利用していると感じている国民も多くいるのですから解決しなければ先々まで続き、天皇家の権威の失墜につながるはずです。平成天皇や現天皇の生きざまとは遠いところにある気がします。わたしはこの二代の天皇は常に国民に寄り添った発言と行動をされていると感じていますので、ようやく象徴天皇という形ができていると大変に好感を持っています。しかし今後は国民の感情が離れていくことは間違いないでしょう。