142 明治維新は文化革命以上。

わたしたちは明治になり仏教と神道神仏習合だった国が、天皇中心の政治体系を作ろうとして自然崇拝をしていた神道国家神道にしたところから、日本の歴史はすっかり変わってしまいました。本来の日本の宗教は神仏習合にあります。それらの歴史を教えないから外国になにか言われると自分たちもわからないので、そうなんだろうと気弱になってしまいます。もっともそのことは維新前後にわたしたち自身が壊してしまったのでから、同然ものの見方も精神の置き方と変わってきました。神仏分離廃仏毀釈などの書物を読むと日本も中国の文化革命以上の精神の入れ替えがあったと個人的には考えています。たとえばわたしが神社を歩いていると言うと穿った目を向けられることがありますし、右翼ではないかと警戒されたり言葉を選んで話す人もいます。物事を知らなかったり、知識が乏しければ人は逆に怖れて差別をしたりもします。わたしはたまたま神社に興味を持ち少し知っているというだけですが、神社に固定観念を持っている人はそうではありません。明治維新から戦前までの国家神道の怖さを知っているから警戒するのだと思います。人を排除したり、差別するのは自分の弱さや卑小さがあるからですが、それはどこでも存在することで官僚や大学・会社にもありそうです。学校歴を手に入れても自分は社会を知らない、そう思えば自分と似たような人たちと固まり他を排除するということは、組織が小さければ小さいほど現れてきます。そこに名誉や権力・金力が加われば更にそうなります。