140 鳥居の形。

世界中でも女性は永年差別を受けてきましたし日本も例外ではありませんでしたが、アメリカの「民主主義」が入ってきてようやく日本の女性も解放されてきました。しかし彼女たちがいなければ人類の発展もないのですが、そのことを思うと不思議な気持ちになってきます。それでも神社にはその女性に対する崇敬があります。農作物の豊穣にはどうしても女性が必要ということになってきます。先に紙垂まで述べましたが、神社の前には二つの狛犬がいます。片方は口を開けもう一つは閉じています。開けているほうが「阿」で閉じているほうが「吽」です。両方で「阿吽」となりますが「阿」は万物の始まりの表記音を表し「吽」はその終わりを表します。つまりは物事の全てという意味になります。日本には一番強いとされるライオンはいませんから狛犬となったのですが、ここから先は自分たちが魔物や悪霊を入れないということです。そして上には鳥居があります。その起源には神社の中を「通り入る」とか天照大神が隠れていた天岩戸から出すために、鳥を止まらせ鳴かせた木だという説やお城や屋敷の冠木門説、あるいはインドのトーラナや中国の華表などと様々に言われていますが、今日でははっきりしていません。それは古代には誰もが知っていたから書き残す必要がなかったということになり、それが逆に今日では判然としなくなっているということになります。いずれにせよそこから神域と人間が住む俗界と区別されると言われています。そしてあの鳥居の形は女性が脚を広げている格好で、その上に神社の名前を書かれたものがありますが、あれは女性の敏感な部分だとも言われています。