137 注連縄(しめなわ)は何を意味するか。

そして彼らは怨霊鎮めとして死後神社に「神」として祀られています。その神社の形にも言葉として流布されていませんが意味があります。拝殿の前にはどの神社にも注連縄があります。その注連縄は藁でできています。藁の元はお米です。そしてあの格好は雄の蛇と雌の蛇が交尾をしている姿だと言われています。つまりセックスをしているということです。蛇は子どもをたくさん生みます。その上なかなか死なない生命力があります。現代のなんでも機械化の時代と違い子どもがたくさんいれば労働力になります。労働力があれば田畑や新田開発もできます。多くの穀物や食料を手に入れることができればわたしたちの生活は豊かになります。あの注連縄には子どもがたくさんできてお米も多く採れるようにとの祈りがあるのです。注連縄から下がっている白い半紙の形は雷を意味しています。今は全国に多くのダムができその水は電力や農業用水として大変に助かっています。もちろん水害の元になったり住んでいた人々の生活権を奪ったり、鮎や鮭が上がれなくなったり、あるいは政治家たちの利権漁りの元になり、造らなくてもいいところまで造ってしまいましたが、農作物に対して日照りは大敵です。雨の少ない九州や四国には多くの溜め池がありますが、あれも日照りになった時に少しでも農作物の被害を防ごうとして造られたものです。

そして雷が鳴れば雨を連れてきます。雨が降れば日照りは防ぎます。あの雷の形をした半紙にもわたしたちの祈りがあるのです。