119  陛下・殿下・閣下の違い。

本来、天皇は天子・皇帝の敬称で古代中国では最高神のことです。秦の始皇帝は中国全土にいた王を抑えて統一し始めて皇帝になったから「始皇帝」と言います。だから王は皇帝や天子よりも下の地位ということになります。韓国はそのことを知っていて日本が自分たちよりも位の高い天皇と呼ぶのが許せないのです。日本は馬鹿になれているのですがそのことに対してもっと怒ってもいいはずですが、政治家たちがなにも言えないのは知識が乏しいか勇気がないからでしょう。それに天皇は「陛下」とも呼ばれています。陛下とは紀元前三世紀に始皇帝の時代から使われていますが、日本も八世紀から使っています。「陛」は「きざはし」と読まれ、天皇の宮殿へ通じる階段のことを指します。天皇は宮殿の下にいる侍従にものを言って伝えます。それゆえに本当は陛上となっていいものが「陛下」という言葉になったのです。陛下の次に「殿下」「閣下」という言葉がありますが、殿下は皇太子や皇族の宮殿のことを指します。また重臣に対しては「閣下」と言いますが楼閣のことを指します。楼閣とは立派な家ということです。首相や大臣に対して使われています。地位から言いますと「陛下」「殿下」「閣下」ということになります。仏教では「猊下キリスト教の聖職者の最高位には「聖下」と言います。「猊」は獅子のことです。仏陀が座るところが獅子座となります。洋を問わず高貴な人は侍従を通してものを言うということです。そして「朝鮮王」は陛下ではなく殿下と呼ばれていました。朝鮮は中国から見れば歴史上常に属国であり、独立国としても国家としても認められていなかったわけです。その国が「日王」と言うのです。上からの目線か自分たちと同じところまで引きずり下ろすという意識でしょう。それでも「日王」には国家主権があり「朝鮮王」は殿下でしたので上なのですが、それなのに「日王と」いうのです。歴史認識はどうなのかという思いにもなってきますが、朝鮮は中国と日本と強い国に挟まれた悲哀があり、古代から苦しい立場にあります。仏教の伝来でも今日の歴史では朝鮮から入ってきたと多くの人々が思い込んでいますが、それは正確な歴史ではないでしょう。