78 対戦国が相思相愛?

生活の安定のためにいろいろな免許が取れて将来に役に立つから自衛隊に入隊したというだけではなく、平和を創るという意識がもう少し若者にあってもいいと感じます。「平和惚け」ということは戦後の団塊世代から始まっていますが、そのことは一層進んでいると思えてなりません。今日でも日本が軍事的なことは何一つ決められずにいますし、常にアメリカにお伺いを立てる従属国のような立場は、自分たちがやりすぎたという自虐史観を植えつけられたからでしようし、敗戦後の日本に対してよくしてくれたという負い目もあるからでしょう。実際、あれだけの戦争の被害を受けた国なのに、今日わたしたちはアメリカに友好的です。ちなみに二〇〇七年のNHKの統計によりますと、日本人が好きな国は一位にオーストラリア・二位にイタリア・三位にスイスと同率でアメリカとなっています。十代から二十代にかけては二位・特筆すべきは六十歳以上になると一位で、どの世代も好ましく思っているのです。激しい戦争をした国家同士とはとても思いにくいものがあります。そしてアメリカの一位はカナダ・以下イギリス・日本・フランス・ドイツと続き日本は三位です。同盟国が上位にいますが、「リメンバー・パールハーバー」「原爆投下」した国と憎み合った国が親密な関係になっているのです。その上世界の国々から見て日本が好きな国は一位が台湾・以下タイ・ベトナム・マレーシア・フィリピンと続きます。これらの統計が示していることは「民主主義国」で全体主義の国は好まれておらず、遠ざけられているということです。それらのことは今日でも大きく変わることはありません。日本が侵略した国が日本を好きだというのです。違うのは韓国と中国だけです。彼らは日本のことをさまざまに発言しますが、靖国問題にしても中曽根政権の時に韓国が批判し、それに追随したのが中国です。それは近年のことでそれより前には彼らも発言をしていません。政治家が勉強をしていないから知識がなく発言できないということもありますが、野党やマスコミにも問題がありそうです。保守でも革新でもはっきりものを言うことが、なによりも大切だと思います。なぜなら多くの人々に判断してもらうことがいい政治を行う原点だと考えるからです。