50 ユダヤ人受難の世紀。

f:id:satoyojiro:20210410100156j:plainそうして革命が起こりそれまでの専制主義が終焉しソビエト連邦ができたのですが、二十一世紀は革命や戦争により、大きく政治体制が変わった時代ということにもなります。ドイツやイタリアのように全体主義から共和国に、中国は共産主義に日本も今日のように変わりました。政治的な地殻変動が起きた時代で世界を巻き込んだ戦争や革命の時代とも言えます。日本も明治維新、敗戦と世界の潮流に飲まれることによって政治的変化を余儀なくされたということになります。日本はジェイコブ・シブに購入してもらった軍事国際でロシアに勝利しました。明治天皇はロシアとの講和成立後彼を日本に招聘し最高勲章である一等旭日大綬章を贈っています。どれだけ日本が感謝していたかがわかります。しかしその後、朝鮮半島満州と侵攻して行き最終的には無条件降伏の敗戦ということになりました。高橋是清二・二六事件で暗殺されますが、政治的歴史も個人的な歴史も誰も予測ができない、大きな潮流に翻弄されて生きているのがわたしたちだと考えます。そのシフは第一次大戦においても世界のほとんどの国に融資をしていますが、ロシアには融資しなかったという徹底ぶりです。それだけ民族の迫害に対して怒り心頭だったいうことでしょう。ロシア革命の後のポーランド・ドイツなどのユダヤ人の迫害や惨事を思うと、ユダヤ人受難の世紀ということにもなります。日本はシフのことや第二次大戦中に六千人の彼らを救った杉原千畝のことなどを含め友好的に見えます。極東の隅にある日本は宗教的にも人口的にもユダヤ教ユダヤ人との関りは希薄という感じで、ヨーロッパや中東におけるユダヤ人とキリスト教徒・イスラム教徒との歴史は学んではいますが実感しにくいところもあります。今日においても彼らの火種があることはわたしたちは知っています。