155 常に「格付け」する国。

その上、わたしたちが今「歴史」や歴史上の人物としている人たちも資料に基づいているものとは思いません。源頼朝や武田信玄など肖像画ですら違うと言われていますし、聖徳太子に至っては実在したかどうかという話まであります。後世の物語や二次資料を歴史…

154 歴史は「接ぎ木」。

わたしは日本の「歴史」は『日本書紀』が書かれたことによってあるいは明治維新によって大きく変わったと考えている人間ですが、それは敗戦後「民主主義」という言葉によっても変わったと思っています。それがいいこととか悪いことと言うことではなく、日本…

153 国家造りには共同幻想が必要?

それでもわたしが天皇家を必要だと考えるのは伝統や文化の継承者としてのことです。あくまでも国民のための天皇家であって天皇家のための国民であってはいけないと考えます。そうなれば戦前の立場に戻ってしまうのではないでしょうか。そのことは政治家にも…

大衆は付和雷同。

わたしも含めて「大衆」というのは怖い。知識が乏しくて個人の感情でものを言うことほど怖いものはない。大衆は常に騙され煽動されて間違った道に進まされる。テレビが出てきてからとくにそうではないか。若いタレントや芸人が悪いとは言わないが影響力を考…

152 歴史も矛盾で成り立っている。

それでも自分でも理解できない感情に翻弄されて書くというのが小説家のような気がします。小説は人がなんと言おうが書きたい人が書き、書かずにはいられない人が書くものだと感じます。どんなジャンルでも同じことでしょう。蟻地獄に入り込んだら腹を決めて…

151 「余技」で成り立つ世界はなし。

また書くことは多くの時間が必要となります。時間があるからといって簡単に書けるものではありません。行きつ戻りつして書き上げたとしてもその作品が陽の目を浴びるということもありません。むしろ徒労に終わるほうが多いものです。断言しますが片手間で決…

150 自ら蟻地獄に入りたがる人々。

ながく小説を書いてきて作家には自死する人が多くいると知りましたが、わたしの周りでも例外ではありません。それは常に一人でいて孤独に打ち克たなければいけない仕事だということと、いい作品を書いたとしても人の評価は別だということです。それでもなぜ…

149 「幸福」は生きているからある。

なぜわたしがこんな説教臭いことを書いているのかと言いますと、個人的に苦い経験があり今も忘れられないからです。わたしは若い頃に年配者に誘われて同人誌に顔を出していたことがあり、そこにたくさん読書をしていていい小説を書いている人がいました。わ…

148 言葉は灯台の明り。

それに頑張っていれば見てくれている人は必ずいて、手を差し伸べてくれるということです。最もそのことを初めから意識してやる人は誰もいないでしょうし、そんなことを期待して打ち込む人はいないはずですから、自力で頑張るしかないということになるはずで…

147 人の目は他人に向けていない。

古代中国の人々が物事が成就することに果実や結果、結実などという文字を充てたのもそのためだという気持ちを持ちます。懸命に納得するまでやる、駄目ならまたその経験を別の分野で生かして頑張るということではないかと思います。諦めず放棄しない、自分で…

146 多芸よりも一芸。

なにもかも早く結果を出そうとする時代になってしまいましたが、個人的には物事はゆっくりと成就したほうがいいのではと考えます。かいわれ大根よりも練馬大根のように抜きにくいどっしりとしたものがいいのではと考えます。もっとも土から抜きにくく、重労…

145 拝金主義国家・日本。

似たようなことは谷崎潤一郎も言っています。修業もしていないアマチュアや素人が多くなる組織は必ず駄目になると言います。付け焼き場ではいけないということでしょう。どんな世界でも修業が必要なのだと戒めているのだと思います。志賀は武者が宮崎県木城…

144 理想がわたしたちが生きる基本。

果実を育てるにはまず苗木を植えます。よく育つように肥料も水も与えます。干ばつには神経を使います。少し大きくなってくれば動物が餌として若葉や柔らかい枝を食べることもあります。また成長してくれば陽当たりをよくするために剪定もやります。何年かし…

143 物事の成就になぜ果物の文字を充てるか。 

それは学者や芸術の世界も顕著のように感じます。またそのことは子どもたち世界でも同じことで、自分たちと違う異物が入ってきますと本能的に排斥されるのではないかと感じ、距離を取りのけ者にしたりします。また逆に彼らに力があると思えば気に入られよう…

142 明治維新は文化革命以上。

わたしたちは明治になり仏教と神道の神仏習合だった国が、天皇中心の政治体系を作ろうとして自然崇拝をしていた神道を国家神道にしたところから、日本の歴史はすっかり変わってしまいました。本来の日本の宗教は神仏習合にあります。それらの歴史を教えない…

おかしな世界。

なにか変。良くなかったから身内にも国民にも見放されたはずなのに辞めるとなったらいい仕事をやったという政治家が急に増えて。涙目になって褒める政治家もいて。それなら早くみんなでアドバイスをしたり手助けをすればいいものを。仲間たちが総スカンだっ…

141 神社は子宮。

またお参りするところにはお手水(ちょうず)があります。今日では手をを浄めるところですが、人間は豊かになったりお金持ちになりますと横柄になったり、横着になってきます。なにもつらいことや面倒なことをやる必要はないと自分勝手に考えてしまいます。古…

140 鳥居の形。

世界中でも女性は永年差別を受けてきましたし日本も例外ではありませんでしたが、アメリカの「民主主義」が入ってきてようやく日本の女性も解放されてきました。しかし彼女たちがいなければ人類の発展もないのですが、そのことを思うと不思議な気持ちになっ…

国民の知識のほうが上?

日本がいいのは政治家を尊敬していないところではないか。むしろ小馬鹿にしているように見えるほどだがそれだけ国民の知識や教養があるということかもしれない。逆説的に。

笑われる年寄り。

名古屋市長がコロナ・ウイルスにかかったらしいが金メダルや金のしゃちほこを噛んだからうつったんじゃないかと若者たちが笑っていた。こちらも馬鹿なことばかりやっているから笑われないように気をつけなくては。

139 自然を破壊しながら生きる。

歴史上、現代のお米の生産者は最も豊かな時代になってきました。減反をするということなどは今までの歴史では考えられないことです。三年前に廃止されましたが世界中を見渡しても減反政策を行っていた国はあったのかと思うくらいです。しかしそうなることは…

138 水分(みまくり)神社。

たとえば全国に牛首山や馬頭山など動物の名前をつけられた山がいくつもあります。全てではありませんがどうしてそういう名前がつけられたのか。実は日照りで雨乞いのためのものがたくさんあるのです。神が宿る山の池や湖に獣の首を切ったものを投げ入れます…

137 注連縄(しめなわ)は何を意味するか。

そして彼らは怨霊鎮めとして死後神社に「神」として祀られています。その神社の形にも言葉として流布されていませんが意味があります。拝殿の前にはどの神社にも注連縄があります。その注連縄は藁でできています。藁の元はお米です。そしてあの格好は雄の蛇…

136 人の感情が人物像を作る。

お日様が出るほうが(東)沈むほうが(西)ということになります。それを政治的位に当てはめますと左大臣(東)右大臣(西)ということになります。菅原道真は宇多天皇の庇護の元に若くして出世していき、右大臣にまで上り詰めた人物だと言われています。関白家で左…

135 「天皇」は北極星。

しかしそのことがすべて悪いということにもならないとも思います。年齢を重ねてわかってくることでもありますが、心持ち一つで生き方は変わりますし、それが逆にいい結果になることもたくさんあります。真剣に考えてくれる年配者ならわたしのように考える人…

134  恋愛はほとんどが失恋。

天皇を無条件にこよなく崇める人もいますが、家族や親族を失わされ自分の思うように生きられなかった人々の中には、皇室を白い目で見る人たちはいます。むしろ彼らを認めたくないという人たちのほうが多いようにも感じます。しかしすでに戦前のように口にで…

133 人間の攻撃性はなくならない。

だからわたしは武器を持つ、持たないという議論よりも、どうして守るのかということを思考の中心に置きたいと思いますし思案します。人はそれぞれに考えを持っていますから多様な発言があって当然です。それを抑圧したり、排除することは弾圧となり、全体主…

132 「信州」と「神州」。

実はわたしはこども時分には戦闘機や軍艦のプラモデルをよく作っていました。軍歌も大声で歌っていました。今も歌えるものがあります。子供心にも勇ましく感じ心も高揚して歌っていたのでしょうが、現在は口にしません。亡くなった人たちに失礼という気持ち…

131 国家間で道理は通じない。

そのことはヨーロッパと中東の歴史を振り返れば気づきます。日本だけがなぜ核開発に反対する感情はどこにあるのでしょう。今更造ってももしかだがないだろうという思いもわかりますし、わたし自身も人間が処理できないものを造ってはいけないと考えています…

130 島国で培養された「歴史」。

それは外圧に支配されない島国で培養された伝統や文化ということにもなりますがそれもまた歴史です。しかし当事者は言葉に表せないほど悲惨な目に遭ったり、天皇の名の元や国家のためにと命を失った人は数知れずいます。戦争は命が一番軽くなります。わたし…